日本経済新聞の実践法則           

  
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日本経済新聞の実践法則
戦略の本質 (日経ビジネス人文庫)
価格: 945円 レビュー評価:4.0 レビュー数:11
前著「失敗の本質」に惹かれ、本書も購入。
やはり、文章は難解、残念ながら読みにくい。

内容としては、日本軍に限らず、逆転を生んだ戦略について詳述しており、
その状況自体は読み物としても面白い。

しかしながら、比較的特殊な状況を抜き出しており、戦略の本質を語るにふさわしいかどうかは、
読者のビジネスの上での戦略とマッチしている必要があると感じた。

前著と比較して、本著は特定のビジネスパーソン向けとなった仕様と考える。

ものつくり敗戦―「匠の呪縛」が日本を衰退させる (日経プレミアシリーズ)
価格: 893円 レビュー評価:4.5 レビュー数:13
図書館で予約していたが、2ヶ月もたってようやく順番が回ってきた。それだけ、人気の書なのであろう。
多くの知識人が本書を論評されているので、いまさら小生のような浅学非才なものが申し添えることも無いが、個人的に申し上げたいのはもはや日本には戦艦大和(のような失敗作)を作って時間を浪費する時間的余裕は無いのだということだ。
それにしても、本書に限らず太平洋戦争中の旧日本軍の失敗事例を聞くと、その多くが現代の企業などでも悪い意味で応用が利きそうな話が多く、愕然とする。
そういうことをご存じない方には、ぜひ本書のご一読をお勧めする。
ソニー VS.サムスン
価格: 2,625円 レビュー評価:4.0 レビュー数:1
価値を新たに創造することに重きを置き失墜しつつあるソニーと
一方で軍隊のように徹底した組織力を武器としたサムソンの比較。

現時点で結果論として、サムソンを讃える本になる。
著者が韓国の有識者という点もそちらにバイアスがかかるのは
仕方がないこと。

本書の注目すべきは、その緻密な分析力である。
日本の専門家は抽象論に終始し、踏み込み不足が散見される。
専門家の質を見ても、衰退する日本、高揚する韓国の構図が見てとれる。

日本の戦後のハングリーさはどこに行ったの
強い農業をつくる
価格: 1,680円 レビュー評価:5.0 レビュー数:4
丁度衆議院議員総選挙が終わったばかりです。どこのマニフェストを読んでも農業政策に関する真剣な提案が見つからなかったことは、私だけではないと思います。農村出身の私も一時帰農を考えたことがあり、仕事柄論文を書いたことがありました。この本を手に取り読み進むにつれ現在の農業政策が余りにも国民を苦しめていることを知りました。根本的な改革を早急に確立する必要性を感じております。今後の農業のあり方は真剣に国民的な検討、政策、実践を行うべきだと考えます。農業の現実を知らない官僚、学者、政治家、企業経営者も現場を通して農業の現実を知るべきだと思います。そのための入り口の資料としては格好な図書だと評価します。
グリーン革命(下)
価格: 1,995円 レビュー評価:4.0 レビュー数:10
前作では、ネット化が世界のフラット化を生み、どこにいても仕事ができるようになる。新たな中産階級を生む。という筋でした。

フラット化することにより、エネルギー消費が毎年予想以上にあがっている。成長率を考えるとCO2のゼロエミッションでは問題解決ができない。新たなエネルギーを生むためのイノベーションが必要だ。そのためにするべきこと。という主旨で書かれています。

作者はデータをつくる科学者ではなく、データをわかりやすく紹介するジャーナリストです。たとえ話をもちいて興味深く読ませます。たとえば、中国のエネルギー需要を映画「スピード」に重ね合わせます
借金を返すと儲かるのか?
価格: 1,575円 レビュー評価:5.0 レビュー数:6
以前、「図解 経理のしくみ  加藤 弘道 (著)」を読んで、BSとPLを組み合わせたパチオリ図を考えると分かりやすいということ知った。この本でも、パチオリ図(名前は使っていないが)を会計理解の基本に据えている。
右と左は常に同じ。
左右には同じブロックが追加(または減少)される。左右、一方であるなら、増加と減少が対になる。
5つのブロックの増減により、利益の増減、キャッシュの増減が生まれる。
それらの原則をふまえて、説明がなされる。
そのため、やはり大変分かりやすい。また、利益と矢印しか考えていなかったが、キャッシュの矢印も考えよう
フラット化する世界 [増補改訂版] (上)
価格: 2,100円 レビュー評価:4.5 レビュー数:15
小学校の子供を持つ親は必読です。「日本人は勤勉だ」などという過去の話が、もはや世界では通用しないことがわかります。このままでは日本は衰退するばかりではないでしょうか。確実に世界から取り残されそうで不安になりました。
逆に日本の通信事情が非常に恵まれていることが理解できました。携帯電話、メール、携帯端末と日本のお家芸ですが、問題はハードではなくソフトです。昔から、日本はここが弱いとされていました。やはり英語が十分に使えないことが大きいように思いました。インド人と同程度は英語で仕事が出来るようにならないと。
現代社会は急速に変化しています。小学校から世界のこういう変化を知
甘苦上海 III
価格: 1,050円 レビュー評価:2.0 レビュー数:1
主人公の紅子は一体何がしたいのか?ずっと読み続けてきて、ようやく作者の意図が見えてきたような気がします。それでもまだ作者が公言した『人生最後の恋、最後の男』を描いているようには見えません。

紅子の年齢は51歳(作中で52歳になる)。今まで手に入れたいと思った物は大抵手に入れて来た。足りないのは恋=セックスする男。
京をその相手に選び、相手の要求に応えてお金を積む代わりに「私と寝て」というのがこの物語の始まりでした。男のルックスは良く、久しぶりのセックスも自分に充足感をくれる。ただ唯一の問題が。男の心は死んでいるようで、なかなか自分の物にならない・・・。
うかる!行政書士直前模試〈2009年度版〉
価格: 1,260円 レビュー評価: レビュー数:
IT帝国の興亡 スティーブ・ジョブズ革命
価格: 1,890円 レビュー評価: レビュー数:
組織で使える論理思考力(日経プレミアシリーズ)
価格: 893円 レビュー評価: レビュー数:
最終更新日:2009年10月05日